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ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

診断がつくまで

今の時代は本当に幸せだと思う。
IgEやアレルゲンがなくても、喘鳴がなくても咳だけでも、簡単に喘息だと診断もつくし、認められる。
まだまだ、判断がつく医師は少ないとは言っても昔から比べたら多い。
未熟児で生まれた私は、ひっきりなしにゼイゼイ、ヒュ-ヒュ-、コンコン、ゴボゴボ。
毎日、点滴して処置していても、治まる事なんてなかった。
だから親も私自身も未熟児で生まれて気管支が弱いから仕方がないと思って過ごしていた。
そして、診断もアレルギ-がないから喘息ではない。
気管支炎だと言われていた。
今の時代の出来事だったら、あり得ないどころか、それこそずっと入院だったでしょう。
余りに良くならないので、良いと噂が出る病院、出る病院を転々とさせられるようになった。
ある病院では喘息、ある病院では気管支様喘息、ある病院では気管支炎、ある病院では精神的。
最後には何がなんだか、何を信じていいのか?よくわからないまま、ズルズルしていた。
そんな時、体育の授業やマラソンで倒れる事が増え、音が鳴っていたのが、ピタッと止まり苦しいと受診すると過換気症候群とも言われた。
袋を銜えさせられても苦しいし・・・
同じ状態の時に、近所に出来た病院を受診して見た。
過換気と言われたと言うと酸素の量を測ってくれた。
血液ガスの状態は56と悪く、同時に空気が入っていない状態。
確実な発作の状態。
喘息と診断された。
喘息と診断がつくまで、ひっきりなしにゼイゼイ、ヒュ-ヒュ-、ゴボゴボしながら、どれだけの病院を回っただろう。。。
小さいながらに疲れていた。


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